今年度から相談支援専門員として本格的に業務を始めました。
「相談支援事業ってどんな事するの?」と思う方もいらっしゃる
と思いますので、日頃どんな事をしているかを紹介させてもらいます。
@ サービス利用計画書の作成
福祉サービスを利用するには「サービス利用計画書」に基づいて支給決定が行われる事になり、受給者証の更新の時などに随時、作成しています。現在、みどり園は芦屋町と遠賀町の方を中心に計画書を作成しています。作成の為に、面談や家庭訪問、必要に応じて事業所の訪問をしています。サービスについての話だけでなく、家庭でどう過ごしているかなどの日常生活についてもたくさんお話を聞くよう心がけています。
A モニタリング報告書の作成
サービス利用計画書を作成後、そのサービスについての感想やサービス事業者から状況の聞き取り等をする「モニタリング」を行います。みどり園のような施設系のサービスを利用している方ではあまりないのですが、ヘルパーを利用している方は「曜日・時間を変更したい」や「調理をしてもらっているけれど掃除もしてもらいたい」といったサービス内容についての要望などを聞き取って、事業者と連絡をとりあい報告書を作成します。モニタリングは、計画書作成後三ヶ月は毎月、その後は半年毎となっていますが利用者の方の状況に応じて実施しています。
B 日常の相談
利用計画書を作成した方をはじめ、役場や地域の方、障害のあるご本人などから寄せられる日常的な相談にも応じています。「入院中だが、退院後の生活が不安だ」や「事業所の利用をずっと休んでいる人がいる」などです。福祉サービス(ヘルパーや施設など)を利用できるように手続きのお手伝いをしたり、家庭訪問して状況を確認する等しています。
この業務をするようになって、変わった事は、電話を使用する機会が増えた事です。そしていろんな人と名刺交換をするようになりました。人の名前や所属を覚えきれなかったり、電話連絡する事を忘れてしまったりと失敗も時々あります。初対面の方とお話しする機会も多く、緊張や不安感を与えないようやわらかい空気を作るよう心がけています。これからも地域で暮らす障がいのある方々の声を聞き洩らさないようアンテナをはってより良い暮らしの実現を目指していきます。
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